プリウスPHVのタイヤサイズは?サイズアップやタイヤ交換についても紹介 | carlifull.com

プリウスPHVのタイヤサイズは?サイズアップやタイヤ交換についても紹介

プリウスPHVのタイヤをサイズアップして、タイヤ交換を行いたいと言う方は多いのではないでしょうか。

タイヤサイズのサイズアップは、乗り心地が変化すると共に走行感も大きく変える事ができるため、タイヤ交換を行う上でぜひ知識を身につけておきたいところです。

そこで今回は、プリウスPHVのタイヤサイズやどの程度までサイズアップが可能か、具体的なタイヤ交換方法などを中心に、プリウスPHVとタイヤのサイズアップについて解説をしていきます。

【トヨタ・プリウスPHV】の標準装着されるタイヤサイズは?

引用:https://bit.ly/33b0CbP

自動車のタイヤサイズをアップさせるには、標準装着されているタイヤのサイズを把握しておかなければなりませんが、プリウスPHVにはどの様なサイズのタイヤが装着されているのでしょうか。

プリウスPHVにはAプレミアム(+ナビパッケージ)、A(+ナビパッケージ)、S(+ナビパッケージまたはセーフティーパッケージ)の3種類のグレードとそれぞれのパッケージが設定されていますが、全てのグレードで共通して195/65R15と言うサイズのタイヤが標準装着されています。

また、AプレミアムとAグレード(各ナビパッケージを含む)には、新車購入時のメーカーオプションとして、標準装着タイヤよりもサイズアップした205/45R17と言うサイズのタイヤを装着する事も可能です。

具体的なタイヤサイズ表記の見方としては、一番の左側の195または205と言う数字はタイヤの断面幅をミリメートル(mm)で示したもの、/後の65または45と言う数字は扁平率と呼ばれるタイヤ幅に対してのタイヤの高さまたは厚みを示したもの、Rと言う表記はタイヤの構造を示すもの、最後の15または17と言う数字はタイヤの内径部分をインチという単位で示した表記となります。

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【トヨタ・プリウスPHV】タイヤのサイズアップはタイヤが大きくなる訳ではない?

引用:https://bit.ly/2TiyC1H

プリウスPHVに標準装着されるタイヤのサイズや、タイヤサイズ表記の意味などは分かったと思いますが、実際にはどのくらいタイヤのサイズは大きくなるのでしょうか。

結論から先に言ってしまうと、タイヤサイズをアップしてもタイヤ自体の大きさは、目に見えて大きくなる訳ではありません

実は、自動車におけるタイヤのサイズアップタイヤのリム径(内径部分)を大きくする事を意味しており、タイヤの外径サイズ自体が大きくなると言う訳では無く、ホイールが大きくなり外径では無くリム径を大きくすると言う意味で、サイズアップという言葉が使われています。

プリウスPHVに限らず一般的な自動車は、標準装着されているタイヤサイズの外径に合わせてスピードメーターの基準値を設定するため、タイヤのサイズアップを行った場合には標準装着されているタイヤの外径に近づけなければならず、タイヤの扁平率を下げて外径の調整を行わなければなりません。

つまり、タイヤのサイズアップを行っても結果的には標準装着タイヤとほぼ同じ外径にしなければならないため、タイヤ自体が大きくなると言う事では無いのです。

【トヨタ・プリウスPHV】タイヤのサイズアップはどこまで可能?

引用:https://bit.ly/2ORdjp0

プリウスPHVには、標準装着タイヤとして195/65R15と言うタイヤが装着されていますが、実際にはどの大きさのタイヤまでサイズアップすることが可能なのでしょうか。

前述した通り、プリウスPHVのAプレミアムとA(各ナビパッケージを含む)グレードには、メーカーオプション品として205/45R17と言うタイヤサイズを選択する事が可能となっており、17インチのサイズにタイヤ交換する場合には最大でタイヤ幅が225mmサイズとなる225/45R17までサイズアップさせる事が可能です。

また、プリウスPHVにはスポーツグレードとして設定が行われているGR SPORTと呼ばれる特別なグレードも販売が行われていますが、このグレードに標準装着されるタイヤは225/40R18と言うサイズのタイヤが装着されていますので、18インチの場合には最大でこちらの大きさまでサイズアップを行う事が可能となります。

更に大きなものになると、235/30R19サイズあたりのタイヤまでサイズアップさせる事が可能となりますが、タイヤ幅が広くなる事で車体からはみ出ていると判断される場合もありますので、現実的にはこちらまでのサイズアップが限界だと言えます。

【トヨタ・プリウスPHV】タイヤの交換方法

引用:https://bit.ly/2OFFA1S

プリウスPHVは19インチサイズのタイヤまでサイズアップできる事が分かりましたが、タイヤ交換はどの様にして行ったら良いのでしょうか。

これには様々な方法がありますが、最もポピュラーな方法として挙げられるのは車載ジャッキを用いてタイヤ交換を行うと言う方法です。

具体的な手順としては

  1. 助手席側リヤシートの座面下から車載ジャッキを取り出す
  2. バックドアを開け、床下部分にある工具袋からジャッキハンドルとホイールナットレンチを取り出す
  3. 車載ジャッキを、フロントドアまたはリヤドア下部にあるジャッキポイントに設置する
  4. ジャッキとジャッキハンドルを接続しハンドルを回して車体を持ち上げる
  5. ホイールナットレンチを使用してナットを外し、交換用のタイヤとホイールに入れ替える
  6. ジャッキを逆方向へ回し車体を降ろしたら、他の3カ所も同じ作業を行えばタイヤ交換作業は完了

となります。

どの作業も特別な知識を必要とするものではありませんが、車載ジャッキを設置するためのジャッキポイント位置を誤ってしまうと、シャーシ部分に負荷がかかりフレームが歪んでしまう場合や車体が落下し事故に繋がる恐れがあるため、必ず作業前にジャッキポイントの位置を確認しておく必要があります。

また、プリウスPHVの各ジャッキポイントは他の車種と形状が異なり、器具を装着するための切り欠きが無く台形のプレート状になっていますので参考にすると良いでしょう。

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【トヨタ・プリウスPHV】タイヤをサイズアップする際の注意点

プリウスPHVは、標準装着されているタイヤから大型サイズのタイヤにサイズアップすることが可能ですが、幾つかの注意点も存在します。

必ず規定の範囲内でサイズアップを行う事

この中で最も注意をしなければならない事は、車検適合の範囲内でサイズアップを行うと言う点です。

タイヤのサイズアップは規定の範囲を超えると、タイヤの外径差が原因となり実際のスピードメーターに表示される速度大きな誤差が生まれてしまうため、車検不適合と判断される場合があります。

また、サイズアップを行ったことでタイヤが車体からはみ出てしまう、ハンドル操作を行った際にフェンダー部分と干渉してしまうなどの場合にも、車検不適合となる場合があるため、必ず規定の範囲内に収まるタイヤに交換しなくてはなりません。

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2つ目は、乗り心地や操作性が変化すると言う点です。

タイヤのサイズアップを行った車は、扁平率が下がりタイヤ自体の捻れが少なくなるためハンドル操作が機敏になる事や、ホイールが大きくなる事で見た目が良くなると言うメリットがあります。

ただし、逆に扁平率が下がったことでタイヤのクッション性が低下し、路面の突き上げなどが増え乗り心地が悪くなってしまう場合や、タイヤの強度を保つと言う観点からタイヤ自体が重くなり燃費が悪くなるなど、扁平率を下げることでデメリットも発生しますので、それぞれの特性を理解しなければなりません。

【トヨタ・プリウスPHV】タイヤサイズアップのまとめ

今回は、プリウスPHVとタイヤのサイズアップについて解説してきましたが、全てのグレードで195/65R15サイズの物が標準装着されている事が分かったと思います。

このサイズを基準として、205/45R17サイズの物や225/40R18など19インチ台の大型なタイヤにもサイズアップを行う事が可能となっていますので参考にすると良いでしょう。

ただし、タイヤのサイズアップを行う場合にはタイヤの外径を標準装着タイヤの基準値に近づけなければならないなど制約もありますので、交換を検討している場合にはディーラーやタイヤ専門店などに相談する事をおすすめします。

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