トヨタ・プリウスPHVのオイル交換時期は?オイル量やオイル粘度など | carlifull.com

トヨタ・プリウスPHVのオイル交換時期は?オイル量やオイル粘度など

車のエンジンオイルは定期的に交換する必要があります。

エンジンオイルを交換することは、エンジンの保護や車が安全に走行し続けるために欠かせない重要なメンテナンスのひとつです。

「プリウスPHVはハイブリッドカーで、EV走行もあるからオイル交換は他の車よりやらなくてもいいんじゃない?」と思っている人もいるかもしれません。

では、実際にプリウスPHVのオイル交換事情について詳しく調査していきます。

引用:https://toyota.jp

トヨタ・プリウスPHV エンジン不調 オイル交換

まず、上記で記載した「プリウスPHVはハイブリッドカーだからエンジンオイル交換の回数も少なくて良い」ということはありません。

車種に限らず、エンジンオイルは定期的に交換する必要があります。

古くなったエンジンオイルを長期間使用し続けてしまうと、エンジン内部に様々な不具合が発生します。

最終的には車が動かなくなってしまうこともあります。

エンジンオイルを交換せずそのまま走行し続けた場合、エンジン内部では燃料が完全に燃焼しなくなり、「スラッジ」という燃えカスが発生します。

スラッジは本来であればオイル交換時に一緒に除去されるものなので、定期的にオイル交換を行っていればエンジン内部で詰まったりすることはありません。

しかし、スラッジがエンジン内部に蓄積してしまうとエンジンオイルの循環をさまたげることになってしまいます。

もしそうなってしまった場合、最悪エンジンが焼き付いてしまい車両火災に繋がる恐れがあります。

交換時期が過ぎている状態で走り続けたり、交換時期が分からずにずっと乗り続けていると、エンジンの故障はもちろん、思わぬトラブルを発生させてしまう可能性もありますので、プリウスPHVに限らず定期的にエンジンオイルを交換する必要があります。

トヨタ・プリウスPHV オイル量 オイル粘度

エンジンオイルはただ交換するだけではなく、オイルの量、粘度も重要となってきます。

正確なオイルの量や粘度を守らないと故障やトラブルの原因に繋がりますので、しっかり確認してからオイル交換をするようにしてください。

適正なオイル量を!

エンジンオイルが少なくなってくると、オイルランプの警告灯が点灯します。

エンジンオイルの適正量はオイルゲージのHとLの真ん中ぐらいの量が望ましいとされています。

もし自分でオイル交換を行う場合は、オイルの量に注意してください。

少なかった場合は、適正量になるまでオイルを追加すればいいので問題はありません。

問題なのは、エンジンオイルを多く入れすぎてしまった時です。

多く入れすぎてしまった場合、もしかすると多く入れすぎたオイルが回ってはいけない場所に侵入してしまい、エンジンに負荷をかけてしまう場合もあります。

それにより別の故障やエンジントラブルを起こす危険性もありますので、気をつけてください。

エンジンオイルの粘度にも注意!

それぞれの車には、新車時に自動車メーカーが推奨する粘度のエンジンオイルが入っています。

どの車にも付属の取扱説明書がありますので、そこで確認することが出来ます。

エンジンオイルは車種によって推奨粘度が違います。

それぞれの車の車種や、気温、走行性能によって変わってきます。

日本車で多いのが5W-20および5W-30となっています。

トヨタ プリウスPHVの推奨粘度は下の画像の通りとなります。

引用:https://toyota.jp

プリウスPHVのようなエコカーには低粘度のオイルを使用することが多くなりました。

低粘度オイルは最新の潤滑油技術によって、優れた高温安定性と高速走行にも耐える油膜の厚さを備えています。

エンジンを保護することにより、本来の性能を引き出してくれます。

ただし、低粘度オイルは指定車以外には使用することが出来ませんので、交換する前には必ず確認しましょう。

トヨタ・プリウスPHV オイル交換費用

ここまでエンジンオイル交換の重要性やオイルについて紹介してきましたが、実際にどれくらい費用が発生するのかを紹介します。

お店でオイル交換してもらう場合

エンジンオイル交換は自分ですることももちろん可能です。

ですが、知識が経験が無く不安な人もいるでしょう。

もし自分で交換した場合、不具合が発生するのも怖いですよね。

無理をせずに、お店にお願いするのが一番かと思います。

エンジンオイル交換はガソリンスタンドやカーディーラー、カー用品販売店などで交換してくれます。

金額の目安は以下の通りとなります。

  • 1600cc以下:約4,000円~7,000円程度
  • 1601cc~2000cc:約4,000円~8,000円程度
  • 2001cc~2500cc:約5,000円~9,000円程度
  • 2501cc以上:約5,000円~10,000円程度

金額はあくまでも目安になります。

プリウスPHVは1,797ccとなりますので、上記の料金でいけば約4,000円~8,000円程度の料金となります。

交換するオイルの種類や時期、店舗によっても変わってきますので、先に金額がどれくらいになるか知りたい場合は電話で確認することをオススメします。

タイヤ交換等で込み合う時期は、電話で予約することもまたオススメします。

もし、オイルを持込で依頼したいという場合は先にオイル交換可能かどうかも確認しておくといいかもしれません。

自分でオイル交換する場合

エンジンオイルは自分で交換することも出来ます。

お店には置いていないようなエンジンオイルを使用することも出来ますし、自分の車の状態をオイル交換時に確認することも出来ます。

工具等あらかじめ持っていれば費用を抑えることも出来ます。

交換費用ですが、自分でオイル交換をする場合はオイルの値段が様々ありますので、オイルの種類にあまりこだわりが無いのであれば約4,000円前後ほどで済むのではないでしょうか

https://store.shopping.yahoo.co.jp/ku148jp3/10000036.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title

上記のエンジンオイルは4Lとなっていますが、必ずしも1缶使い切ってしまうわけではないので、余ったら保管して次に使用することも出来ます。

繰り返しエンジンオイル交換をするのであれば、あらかじめ大容量のエンジンオイルを購入すると費用がさらに抑えられます。

ただ、自分でエンジンオイルを交換する場合に、廃油の処理も自分で行わなければなりません。

エンジンオイルを購入したお店やガソリンスタンドで無料で引き取ってくれるとこをもあるようですが、一概には言えないので、もっていく前に連絡して確認してみることをオススメします。

オイル交換と一緒にするとオススメ

最後に、お店でオイル交換をした場合にフラッシングも一緒にどうですか?とオススメされることがあるかと思います。

フラッシングとは、エンジンオイルを抜いただけでは取りきることの出来ない、エンジン内のこびりついた汚れを綺麗に取り除いてくれる作業のことです。

長期間に渡りエンジンオイルを交換していなかったりするとエンジン内部に汚れがこびり付いている可能性があります。

費用は2,000円程度ですので、オススメされたら検討してみてはどうでしょうか。

また、もうひとつオススメされるのがエレメントの交換です。

エレメントとは、フィルターのことをいいます。

このフィルターはオイルをろ過して汚れを取り除いてくれます。

もしフィルターを交換せずに使用し続けると目詰まりを起こしてしまい、汚れがさらに蓄積されることになってしまいます。

だいたいオイル交換2.3回に1回程度交換するのが目安となっています。

こちらもフラッシングと同様2,000円程度ですので出来るだけ交換することをオススメします。

以上、プリウスPHVのオイル交換について調査しました。

オイル交換はハイブリッドカーに関わらず、どの車にも必ず必要な作業です。

しっかりと交換時期を忘れずに定期的に交換して、安心・安全なカーライフを送りましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする