プリウスPHV ”S GR SPORT”の装備と性能は?乗り心地などのまとめ | carlifull.com

プリウスPHV ”S GR SPORT”の装備と性能は?乗り心地などのまとめ

トヨタ車をベースにチューニングを施したモデルを、GRシリーズと呼ばれています。

2017年に、プリウスPHVにもGR SPORTモデルが登場しました。

プリウスPHV ”S GR SPORT”は、内装・外装をスポーティな仕様となっています。

装備や性能、乗り心地はどのようなものでしょう。

以下では、通常のプリウスPHVと比較しながら装備や性能乗り心地を徹底解説します。

プリウスPHV ”S GR SPORT” 装備について

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/

トヨタのGRシリーズには、「GRMN」「GR」「GRスポーツ」の3タイプがあります。
それぞれ特徴を紹介します。

  • GRMN…パワートレインをなどの内部パーツを含め上質のものにする
  • GR…パワートレインを改良する
  • GR-SPORTS…足回りを中心にスポーティなエクステリアにする

プリウスPHV ”S GR SPORT”は、GR-SPORTSタイプですので、足回りを中心にスポーティなエクステリアになっています。

具体的に装備はどのようになっているのでしょう。

それぞれ紹介します。

外観の装備

引用:https://toyota.jp/priusphv/design/?padid=from_priusphv_navi_design

※左がプリウスPHV ”S GR SPORT”、右がプリウスPHVです。

外装で、通常のプリウスPHVと異なる点は4点あります

サスペンションがGRスポーツ専用

プリウスPHV ”S GR SPORT”は、GRスポーツ専用のサスペンションが装備されています。

このサスペンションにより通常のプリウスに比べ、フロント部分が13㎜車高が下がっています

ベースのプリウスPHVと比べてみましたが、少し下がっているような気がするのではないでしょうか。

サスペンションはGR専用のものなので、通常のプリウスPHVに比べフロントがスポーティなものとなっています。

フロントが下がっていることは、乗り心地にも影響しますので後程解説します。

大口のフロントグリル

引用:https://toyota.jp/priusphv/、https://toyota.jp/priusphv/design/?padid=from_priusphv_navi_design

※左がプリウスPHV ”S GR SPORT”、右がプリウスPHVです。

フロントグリルも変更されています。

2つを拡大すると一目瞭然ですが、フロントグリルが通常のプリウスPHVに比べて大きいものになっています。

このことで、ベースのプリウスPHVと差がつき、見た目からプリウスPHV ”S GR SPORT”と分かるものとなっています。

フロントグリルを広くすることで、引き締まった印象を感じます。

リアパーツ

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/、https://toyota.jp/priusphv/design/?padid=from_priusphv_navi_design

フロントと一緒にリアパーツも変更されています。

ハイデッキ化されたリアエンドと、クリアレンズとブラックベゼル、薄型のサブリアウィンドで一体化されたリアコンビランプと、見た目も通常のプリウスPHVとは全く異なります。

また、専用リヤバンパーとリヤバンパーロアカバーにより、ワイド感を実現し力強い風貌となっています。

大径タイヤとホイール

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/

通常のプリウスPHVと大きく異なる点が、タイヤとホイールです。

通常のプリウスPHVは15インチのホイールがなのに対し、プリウスPHV ”S GR SPORT”では18インチのタイヤとホイールを採用しています。

このタイヤとホイールのサイズアップにより、走りの良さを引き出しています。

外観もホイールがおしゃれで、スポーティなものとなっています。

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内装

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/、https://toyota.jp/priusphv/design/?padid=from_priusphv_navi_design

※左がプリウスPHV ”S GR SPORT”、右がプリウスPHVです。

続いて内装です。

内装は、シートとハンドルなどの変更があります。

シート素材

フロントシートは、GR専用のスポーツシートです。

GRのロゴが特徴で、スウェード調ファブリックと合皮の素材で身体がシートにフィットして疲れにくい素材になっています。

通常のプリウスPHVは、フアブリック調のみとAプレミアムが本革素材となっているのでちょうど中間位のシート素材と座り心地です。

その他

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/

ほかにも専用の小径本革巻きステアリングやタコメーター、シフトノブ&シフトパネル、スタートスイッチ、アルミペダルなど様々な内装にGRのロゴマークがついており、高級な素材となっています。

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プリウスPHV ”S GR SPORT” 性能は?

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/

プリウスPHV ”S GR SPORT”の性能はどうなのでしょうか。

通常のプリウスPHVと比較して紹介します。

始めにプリウスPHV ”S GR SPORT”のスペックです。

エンジンは通常のプリウスPHVと変わりません。

しかし、車体が13㎜下がっているのでハンドリング性能が上がっています

口コミで多くの人が、運転しやすい・満足していると答えるほど、プリウスPHV ”S GR SPORT”のハンドリング性能は、通常のプリウスPHVと比べて上がっています

次に最小回転半径・ボディ最小回転半径です。

通常のプリウスPHVは15インチのタイヤなのに対し、プリウスPHV ”S GR SPORT”は18インチとタイヤ・ホイールともアップしています。

そのことにより最小回転半径・ボディ最小回転半径は以下のようになります。

最小回転半径

  • プリウスPHV:5.1m
  • プリウスPHV ”S GR SPORT”:5.4m

ボディ最小回転半径(バンパー先端での回転半径)

  • プリウスPHV:5.4m
  • プリウスPHV ”S GR SPORT”:5.8m

と、プリウスPHV ”S GR SPORT”は小回りの利く車ではありません

しかし、18インチの車の小回りとしては優秀です。

運転する際に、0.3mの小回りの違いは体感しても分かりますので、乗り換える際には注意しましょう。

また、プリウスPHV ”S GR SPORT”の燃費は公式公開されていません。

エンジン性能も変わりませんので通常のプリウスPHVと同じように、

  • JO08モード:37.2㎞/l
  • EV走行換算距離:68.2㎞/l

と考えられます。

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プリウスPHV ”S GR SPORT” 乗り心地は?

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/

プリウスPHV ”S GR SPORT”は、通常のプリウスPHVとエンジン性能は変わりません。

乗り心地に関係するのは、サスペンションにより車高が下がっていることと車体重量の増加、タイヤの違いです。

車両重量は以下の通りです。

  • プリウスPHV:1,510-1,530㎏
  • プリウスPHV ”S GR SPORT”:1,550㎏

と車両重量が、外装・内装の関係で20-40gアップしています。

乗り心地の口コミをまとめてみましたので紹介します。

  • ノーマルより硬めではあるが上質な乗り心地
  • シート素材が快適
  • 後部座席に座ると突き上げる感じがする

一番の口コミで多いのが、座り心地です。

プリウスPHV ”S GR SPORT”は、スウェード調ファブリックと合皮の素材ですので、快適に感じている口コミが多いようです。

またエンジン性能は変わりませんので、通常のプリウスPHVと同じように静寂性もあります。

しかしデメリットは、車体を下げたことによって感じる走行中の突き上げられる感じです。

凸凹道などを走行時、気になる人は運転席も後部座席も突き上げられる感じがするそうです。

特に後部座席は特に感じるそうです。

感じ方は人それぞれですが、その点には頭に入れておきましょう。

プリウスPHV ”S GR SPORT” まとめ

引用:https://toyota.jp/priusphv/grade/gr_sport/

これまで、プリウスPHV ”S GR SPORT”について紹介してきました。

主に変わった点は以下の点です。

  • 外装・内装のパーツがスポーティなエクステリアに
  • タイヤとホイールが15インチ→18インチに
  • サスペンションにより13センチ車高を下げる

プリウスPHVは、プリウスと同じように外観の好みが分かれます

特に年齢が若い人は、プリウスの外観を嫌う人が多いです。

プリウスPHV ”S GR SPORT”は、その点おしゃれで年齢問わず乗れる外観・内装となっています。

プリウスPHVの外観は気になるけど乗ってみたいという人、運転のしやすい車に乗りたい人にはおすすめのグレードです。

また、価格は同じプリウスPHVのSグレードと比較すると以下の通りです。

  • プリウスPHV S(セーフティパッケージ):3,285,360円
  • プリウスPHV ”S GR SPORT”:3,628,440円

となっています。

約35万円の差があります。

上位グレードのAよりは安い価格設定となっています。

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