ハイブリッド車といえばプリウスというイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
2017年にはプラグインハイブリッドのプリウスPHVも発売され、さらに環境へ配慮された車へと進化しています。
今回は、トヨタ・プリウスの燃費性能やどうすれば燃費が向上するのかを詳しく紹介していきます。
引用:https://toyota.jp
【トヨタ・プリウス】燃費
まず、トヨタ・プリウスの燃費がどれくらいなのかを紹介していきます。
プリウスは2WD車と4WD車どちらも用意されているので、自分の住んでる環境に合わせてどちらにするか選ぶこと出来ます。
カタログの燃費を見てみると2DW車:37.2km/L~40.8km/L、4WD車:34.0km/Lとなっています。
さすがハイブリッド車といわんばかりの燃費の良さですね。
このカタログに掲載されている燃費は、国で指定された測定方法で計測をしています。
そのため、実際に車を運転するときは天候や同乗者等、ドライバーの運転操作など様々な条件が違ってくるのでカタログ燃費に差が出てきます。
ですので正直言うと、カタログ燃費はあまり参考になりません。
日本ではこの測定方法が採用されていますが、アメリカではもっと精密に計測をしていて、実際の走行燃費とほとんど変わらないようです。
近いうちにもしかすれば、日本の燃費測定方法も変わるかもしれませんね。
引用:https://toyota.jp
【トヨタ・プリウス】実燃費 燃費確認
カタログ燃費を確認したところで、次に実際の燃費はどれくらいなのかを調査していきます。
今回は、いくつかの口コミから燃費がどれくらいなのかを見ていきましょう。
1日で200km近くをA/C使いまくって渋滞含む市街地からちょっとした峠までパワーモードで遊んだりガンガン踏んでも28km/lを超える燃費。
丁寧に走れば30は軽く超えそう。
一般道長距離50㎞以上ではコールドスタート、エアコン常時稼働しても30㎞以上
高速は23㎞、納車前からの距離を含めて平均燃費は24.5㎞/ℓ
関東の信号機の多い街乗りで、23km/l~24km/l。
246号線などの信号機の少ない所は25km/l~26km/lです。
引用:https://minkara.carview.co.jp
今回はみんカラの口コミを参考にしています。
見ていると、だいたい23.0km/L~28.0km/Lの間の燃費を維持している人が多いような印象を受けました。
2WD、4WDどちらの口コミかまでは分かりませんでしたが、カタログ燃費と比べるとやはり大幅に違いがありますね。
街乗りで信号に引っかかってしまうことが多かったり、停車することが多い場合はどうしても燃費が下がってしまうようです。
ですが、どれだけカタログ燃費と違いがあるからといっても、充分低燃費ということには変わりありません。
【トヨタ・プリウス】燃費向上
ではカタログ燃費と実際の燃費の差を確認したところで、どれだけカタログ燃費に近づけることが出来るのか、その方法をいくつか紹介していきます。
急発進・急加速をしない
車は急が付く操作にガソリンを多く消費します。
街中ではどうしても信号が多くなるため、自然と発進・停車も増えてきます。
発進時にはガソリンを消費しますので、注意が必要です。
そこで、発進時にはゆっくりとアクセルを踏んでいくのがポイントとなります。
ゆっくり走行するのが、ストレスに感じる人もいるかと思いますが、燃費を良くしたいのであればぜひやってほしいひとつです。
また、急発進もガソリンをたくさん消費するのでそのぶん燃費が下がる原因となります。
前に遅い車がいたら追い越して走りたくなる人もいると思います。
ですが、無理な追越をすることは事故につながる可能性もありますので、ゆとりをもって安全運転を心がけてください。
最近ではあおり運転も話題になっていますので、合わせて注意していきたいところですね。
もちろん急発進・急加速だけではなくて急停車も非常に危険な運転操作となりますし、急停車するとガソリンも消費しますので、これも燃費が下がる原因となります。
急な操作を控えることは事故につながる可能性も低くなるだけでなく、ガソリンの消費を抑えるので低燃費に繋がります。
ぜひ実践してみてください。
タイヤの空気圧
自分で簡単に実施できるものとして、もうひとつはタイヤの空気圧を点検することです。
タイヤの空気圧点検はガソリンスタンドで見てくれるところや、測定機械を貸し出しているとこともありますので、簡単にチェックすることが出来ます。
タイヤの空気圧を点検することは、燃費以外にも重要なポイントです。
まず燃費の面から言うと、タイヤの空気圧が低い状態で走行し続けると、タイヤが変形して転がる時に抵抗が増えるため燃費が悪くなるといわれています。
燃費が悪くなるだけではなく、走行中にタイヤがホイールからはずれてしまったり、パンクしてしまったりして大きな事故に繋がる可能性もあります。
簡単にチェックすることが出来ますので、タイヤ交換したときやガソリンスタンドに行った時ちょっと確認してみることをオススメします。
ちょっと気をつけることで今以上にトヨタ・プリウスのカタログ燃費に近づけることが出来ますので、さっそく次のドライブで実践してみてはいかがでしょうか。
以上、トヨタ・プリウスの燃費、実燃費、燃費向上方法について紹介しました。